ここのところ忙しくしておりましたので、少し間があいてしまいました。先日よりプリント基板の作成に入っています。現状では、電源部とラウドネス回路はそのまま引き継ぎ、オペアンプ使用のバッファーアンプ部は定数を1箇所変更、エミッタフォロア+MOS-FET…
このアンプでは、Loudness補正を行うことが出来ます。特に安価なアンプではラウドネスコントロールが付加されていますが、通常はオンーオフのみで回路的には音量調節用可変抵抗器(VR)の中点を利用しています。この回路では、これをVRの位置とは関係なく補正…
今回は、電源部です。LM3886を使ったパワーアンプ(実体はプリメイン)で使ったものを、そのまま活用します。 電源部 電源トランスには、24V-3Aのものを2個、用意します。当初、ここには特注のRコアを使用するべく入手しましたが、次回作で使用する…
5年以上前に製作したLM3886パワーアンプを引っ張り出してみました。片チャンネルの音が出ません。アナログモジュラーシンセを製作する直前に製作したもので、中途で製作放棄したものでした。気になっていたこともあり、今回、改めて製作することにしました。…
Phase Shifter の製作の後に製作したものです。 ディジタル式のディレイで、主要素子に三菱のM51095を使用しています。製作途中で致命的なエラーを起こしてしまいました。 きちんと採寸したつもりでしたが、M50195の寸法を間違ってしまいました。 よって、プ…
アナログ・シンセサイザー・ビルダーズ・サミットに参加した直後に製作したのが、このFixed Filter Bankです。 当初、グラフィック・イコライザ用ICを使って、同等のものができないか模索していました。 しかし、無理があるということから断念し、moogと同等…
トラブルシュート 何度も周波数レスポンスを測定しました。 その測定結果は芳しいものではありません。 そこで、退院後、すぐに着手したのが、「C/2」の件でした。 これは、山下氏より定数を求める式が違っているという旨の指摘が発端でした。 そこでR及び…
APF の計算 APF の回路が決まりましたので、各定数を求めます。 ここで、参考にした書籍に誤りがあることに気付かずに計算を進めてしまいました。 これが後々、大きな迷路へと誘うことになります。 計算は、excel で行っています。 コアとなる回路が確定して…
2016年11月19日に行われた第16回アナログシンセ・ビルダーズ・サミットへの参加前後、Voltage Controlled High Pass Filter、CV/GATE Buffer、Echo、Fixed Filter Bank を製作し、更に Phase Shifter を製作しました。 ここでは、実際の製作順ではありません…
現在、自宅で使用しているCDプレイヤーはDENONのDCD-1650REです。 この機種に対しては、何ら不満はありません。 寧ろ、気に入っています。 今回の製作は、別室の3台のPCの外付けDACとして使用することを前提にしています。 また、時にはDCD-1650REをトランス…
Windowsを悪名高い 8.1 から 10 にバージョンアップし、ふとオーディオ系の設定を見ていました。 サウンドカードの設定項目に、192KHz24bitなどが増えていて、選択できるようになっています。 今まで自分で制作した WAVE File を再生してみると、聞きやすい…
出来上がった Mixer の特性を測定してみました。 チャンネルセパレーション L→R -67.6dB SN比 87.4dB THD+N(高調波歪率) L 0.0077% R 0.0055% 残留雑音 0.0637mV 周波数帯域 ここで、低域に行くにしたがって利得が上がっていることに気が付きました。 あ…
今回の製作では、ワンオフものではありますが、プリント基板を起こしました。 使用した可変抵抗器のサイズが2.54mmの整数倍ではなかったためでもあります。 また、同じ配線が10か所以上に及ぶため、プリント配線化した方が楽になるだろうと考えました。プリ…
各段のアンプ部分には、ディスクリートも考えましたが、結果的にオペアンプを使用することにします。 LM4562、NJM5532、OPA2134、NJM4558、NJM2114などを候補にしました。 手持ちの関係から、OPA2134とNJM2114を使用することにします。全体の回路図を示しま…
予告していた5入力ステレオミキサーを製作しました。私が必要としている機能を書き出してみます。 (1)5台程度のシンセサイザのステレオ出力を混ぜる。 (2)機器(シンセサイザ)側の出力は、最大で2V程度を見込む。 (3)トータルゲインは、0〜6dB…
昨年のASBS 2015の頃に、ある方からシーケンサーの構想についてお話を頂きました。 大まかな回路図も描きましたが、これらは使えないことが分かり、再度検討を進めているところです。 進捗状況は、その制御の為のマイコンも購入してあるのですが、そこで一旦…
11月28日、アナログシンセ・ビルダーズ・サミット2015が開催されました。 皆さんの力作を拝見させていただき、ただただ驚くばかりです。 懐かしすぎる、クーガー・スカイセンサー・WaveKit。 今年は、山下春生さんの伝説のシンセも展示され、感動しまし…
これも当初、NE555をベースとしたものを製作しました。 しかし、サスティンレベルを上げると、GATE/TRIGGERがないのに電圧が出力されるという不具合があることを発見。 結局、VCAと同じく山下さん製作のものと交換することにしました。 現在は良好に動作して…
当初、CA3080を使用したものを製作しましたが、CVを0にしても音が漏れるなど、不具合が多く使いものになりませんでした。 改めて、「伝説のハンドメイドアナログシンセサイザー 1970年代の自作機が蘇る」(山下春生氏)掲載のものを製作しました。 周波数特…
当初、このVCFはSSM2164で構成されていました。 しかし、リゾナンスが求める挙動を示さないことなどを理由として、トラ技2015年8月号掲載のダイオードラダーを製作しました。 これも、何故か動作せず、結局、1号機で採用したNJM13600を使用した4ポールアクテ…
VCOを製作しました。 パネルデザインは、画像の通りです。どこかで見たことがあるデザインかもしれません。 上部にはピッチ以外のCV、信号系出力を置きました。 他のモジュールとの兼ね合いから、シンクロ入出力と入れ替えた方が良かったかもしれません。 各…
CV Mixerを製作しました。 CV用とは言っていますが、回路はAudio Signal用と変わりません。 使用したオペアンプも、Audio用として有名なものです。 パネルは直感的に分かるように、ラインを取り入れています。 出力は、反転出力(逆相)と非反転出力(同相)…
2号機では、制御系モジュールであるボルテージ・プロセッサを先に製作することにしました。 ±12Vから、三端子レギュレータを通して±10Vを生成し、VRで任意の電圧を出力できるようにするという単純なモジュールです。 パネルデザインは、画像のようにしました…
実験・チェック用の電源は、前回のモジュラーシンセサイザーのために製作した±15Vのものを流用しました。 しかし、電源電圧が異なります。 そこで三端子レギュレータを使用し、±12Vを生成する方法を取りました。さて、筐体に使用するには、電源トランスやレ…
再び、Noise Generatorを製作しました。 前回のモジュラーシンセサイザーでは、FMラジオを組み込みました。 今回は、前回の考察はさておき、トランジスターの逆さま使用、即ちブレイクダウン式のノイズ・ゼネレーターを製作しました。回路は、多くの雑誌やウ…
現在、9台のシンセサイザー/音源モジュールを所有しています。 その中の1台、自作モジュラーシンセサイザーも勿論現役です。 今年もアナログシンセサイザービルダーズサミットが近づいてきたこともあり、ネタを探していました。 当初は、モジュラーシンセサ…
私が打ち込みをやりたいと思うようになった切っ掛けを与えてくれた楽曲が、Pink Floyd の Shine On You Crazy Diamond です。 この曲は組曲になっていて、part 1から9まであります。 1974年が初演で、その当時は1から9まで1曲として演奏されていました。 …