ATTENUATOR

製作中のシステムには、制御電圧のためのアッテネータがついていません。
これはMOOGのデザインも踏襲しているためです。
そこで、簡単なアッテネータを製作しました。


回路は3系統あり、それぞれが独立しています。
ただ単に可変抵抗器を通すだけでも良いのですが、今回はボルテージフォロアを通しています。
このボルテージフォロアも通常のオペアンプを使用しても良いのですが、ここではボルテージフォロア専用のICを使用しています。
これはゲインが、規格上、0.9999と保障されているものです。
それでいて十分なスリューレイトも確保されているので、非常に使いやすい石と言えます。
端子は、非反転入力と出力、正負電源、ヌルという具合に、一般のオペアンプの反転入力がないだけの構成になっています。
今回は、それらの石の中からLM310を使用することにしました。


仮ケースに、アッテネータモジュールを組み込んでみました。
迫力のある佇まいになります。