Noise Generator and Low Frequency OSC

ノイズジェネレータについて、追加で考察しました。
ノイズレベルが若干低いように感じましたので、アンプ部を見直し40dB+40dBというゲイン配分にしました。
これは少々上げ過ぎで、アンプ部入力VRを絞る必要が出てきました。
実際には、Mixer や Attenuator などで減衰できますから、現状でフィックスとしました。

さて、次にモジュレーション用低周波発振器を製作することにしました。

回路は、簡単になることなどからICL8038をコアとして、ゲートディレイも設けることにしました。
ICL8038は既に廃品種となっていますが、少量ならまだ手に入るかもしれません。
その出力は、正弦波・三角波矩形波を同時に得ることができます。
また、デューティサイクルを可変とすることで鋸歯状波を得ることも可能ですが、その時には、正弦波や三角波も変化してしまいます。
そこで、今回は、鋸歯状波と逆鋸歯状波も生成し、スイッチで5波形から選択できるようにしました。
また、ディレイ部は、アナログフォトカプラを使用したものとしています。

実装に際しては、正弦波の出力をできるだけ高入力抵抗で受けること以外に特にありません。
この手の回路としては、タイミング用Cについては出来るだけ良質のものを使用します。

現状でのシステムの全景です。