VCFとVCA

トランジスタラダーによるVCFの続きです。

基板に実装しました。
オリジナルの定数ではゲインが足りず、レゾナンスを上げても発振に至らない、極端に出力が低いなどの問題があったため、発振するようにゲインを上げています。
しかし、それでもゲインは不足しているようなので、再度、ゲインを上げるよう検討中です。
音は、MOOGらしさが出ている、「知っている」「聞いたことがある」音です。


パネルのデザインは、MOOGに似せています。
但し、幅はMOOGの904の半分にしています。
904Aの基板は、ラダー部とアンプ部の2枚構成になっていたので、ダブル幅(108mm)でないと構成できませんでした。
今回は、オペアンプの使用やラダー部の簡素化によりシングル幅にすることができました。


VCFをVCOの隣に並べてみました。


VCAの基板の製作とパネル面の検討を行っています。
調整においては、リニアとエクスポーネンシャルの切り替え時の音量を同じになるようにしました。


VCO−VCF−VCAと並べて電源スイッチをオンにしてみました。
電流を多くしているせいか、かなり眩しくLEDが輝いています。


電源スイッチをオフにしました。
これを見ても分かるように、いまひとつ美しさが足りません。
パネル構成は、細部にリファインが必要なようです。