5 in stereo Mixer の製作(3)

今回の製作では、ワンオフものではありますが、プリント基板を起こしました。
使用した可変抵抗器のサイズが2.54mmの整数倍ではなかったためでもあります。
また、同じ配線が10か所以上に及ぶため、プリント配線化した方が楽になるだろうと考えました。

プリントパターンの作成には、KiCADを使用しています。
さて、実際に出来上がったものを良く見ると不具合があります。
現像にムラが出来てしまい、パターンが切れてしまっている部分もあります。
これらについては、鈴鍍金線で補強しておきました。

整流・平滑回路のみユニバーサル基板に組んでいます。
レギュレータは、三端子のTO-220型のものを使っています。
放熱器の向きには注意を払うべきですが、今回はこのようにしました。

全体を組み込み、このようになりました。
必要な強度は確保できると判断し、可変抵抗器の固定で基板の固定も兼ねています。

テストランです。
電源は、無事に入りました。
しかし、片チャンネルから音が出ません。
もしやと思い、プリントパターンを辿ると、やはり信号経路で途絶している箇所を発見しました。
これを修正したところ、両チャンネルから音が出るようになりました。
しばらく様子を見て、測定に入ります。