トランジスタ・FET・ダイオードの選別治具

数種類のトランジスタを購入した。
同時に、トランジスタやFETの選別を行うための治具も製作することにする。
本来は、ペアリングはアンプの製作に関しては「伝説」の類だと思っているが、アナログシンセのEMSやMOOGに代表されるダイオードトランジスタラダーでは不可欠とされる。
この件に関しては、MINI MOOGなどのテクニカル・サービス・マニュアルやウェブサイトで公開されているとおり。
特に、takedaさんのサイトは、非常に参考になるので参照されたい。
製作する治具は、誠文堂新光社発行の雑誌・電子展望1977年9月号(第14巻第9号)に掲載されたものを若干モディファイしたもの。
takedaさんの回路は、PNPも測定することを視野に含め、基準となる定電流源を形成するトランジスタを用意しておき、被測定トランジスタのコレクタ電流を個別で測定するもの。
製作するものは、被測定トランジスタの相対的な動作抵抗(-10mV〜-10V時)の差を1%あたり10mVの電圧差に変換して出力するもの。
今回はOP07又はLF411といったOP-Ampを使用する。
これは、現在進行中のアンプにも使用できると判断している。